2008-10-12

大洪水

セントルシアは今、雨季なのですが、それにしても、9月の中旬から雨が多いのです
友だちが来ていた5日間、晴れたのが嘘のよう
毎日どんよりした天気で、どんよりの間にスコール
私が出かけるときに通る小道はもう1ヶ月近くぬかるんでいて、毎日出かけるたびに足が泥まみれ

そんなルシアにこの週末、熱帯低気圧がやってきました
土曜日、首都のカストリーズでお仕事
屋内の仕事だったんだけど、だんだん、雨が強くなりお昼過ぎに道路わきのどぶ川があふれました
どぶ川なのか側溝なのかは定かではないのですが、たしか私の身長くらいの深さだったはず
あわてたルシアンたちにより、講習会は打ち切り、片付けもそこそこにボスの車で帰宅

いやな予感はばっちり的中、カストリーズにいたルシアンが一気に帰ろうとしたものだから道路は大混雑
その上、ありえない雨量で行く先々にこれまたありえない水溜りができ、その水溜りを強引に渡ろうとして撃沈する車が多数
そうなると、ルシアの狭い道路は大変なのです。。。
かつ、私のボスは超短気、渋滞で待てるタイプの人間ではなく、必要以上に大慌て
なんでも1995年に大雨で北部にあるマリーナがあふれ、北部は水浸しになったとか
ってことは、高台にあるあなたの家よりマリーナの近くにある私の家のほうが危ないじゃん・・・
でも、いまさらあせってもしょうがないと思うんですけどね、借家だから言えることですけど

そんなボスの車はセダン、間違ってもありえない水溜りは渡れないでしょう
ということで、彼女の脳内カーナビを駆使していろんな道に行ってみるも、どこも渋滞もしくは通行止め
連日の雨で水かさが増していたのと、山を切り崩しているので土砂くずれがおき、あちこちが通行止めになるのです
冷静に考えて、バスがメインロードの渋滞におとなしく並んでいるということは、他の道は全部だめということ
バスの運転手が一番、道路事情には詳しいですからね
ダイレクターの短気な運転に乗ってたらそのうち死ぬかもしれないし、あーでもないこーでもないと文句を聞いているのも疲れるので、そこから一番近い、隊員友だちの家で下ろしてもらいました

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