2008-05-28

日本語を教えに行っているのか、遊びに行ってるのか、ごはんを食べに行っているのか

特に何か特別なことをしているわけではないけど
なんだかちょっと疲れがたまっているようです
昨日もおとといも8時には眠っていました
幼稚園せいみたいだ。。。

今日から再び、日本語のレッスン開始
先週まで日本語を教えている友人が台湾に帰国していたり
わたしが旅行に行っていたりでお休みしていたのだけど
まず、家に行ってご主人が帰ってくるまで奥さんと世間話。。。
のはずが
台湾からWIIとDSを買ってきたそう
夕食まで二人で言葉も交わさずゲームに没頭
まるで、小学生のようだ

そしていつものように夕食はおいしい中華料理
今日は麻婆豆腐
ルシアにはツルンとした豆腐は売っていないのに、なぜかツルンとした豆腐でできた麻婆豆腐
食後のコーヒーは新型のコーヒーミルとモカポットを駆使した自信作
遊びに行くたびに電化製品が増えていくこの家にびっくり

そして日本語のレッスン
今日は仕事が忙しくて、準備が間に合わず、資料は手書き。。。
敬語を教えるのは難しい
日本語って難しい
でも、英語はもっと難しい・・・(私だけかも知れないけど)

お土産に果物と、明日のお弁当
わたしは何をしに行っているんだろうか
遊びに行ってるのか、ごはんを食べに行っているのか
でも、いつもにこやかに歓迎してくれるご夫妻がとってもあったかくて
わたしにとっては、1週間に1度の癒しの日です

話は変わって、最近、ルシアは治安が悪いです
もうすぐカーニバルだからっていうのもあるんだけど
友達の家の2件の隣の部屋に、2日前に強盗が入ったそう
先月は同じエリアで同じく強盗、放火
怖いですね
少し、気持ちを引き締めて過ごそうと思います

2008-05-24

痛風になるのではないかと思うほど、贅沢な食事三昧

ここのところ、意味不明に忙しい日が続き、今日の午前中は寝ていようと心に決めていた
そんな日に限って、早く目が覚めるんですよね・・・

せっかく早く起きたので、日本のお友だちに突撃お電話
久しぶりに聞く懐かしい声に、ちょっぴり元気をもらいました
メールや手紙でやり取りはしているけど、声を聞くと安心するものですね

お昼からは来週、実施する予定の「ルシアの魚を使った日本料理を紹介する会」の試食会
私はタラの塩漬けを使ったお好み焼きを作成
ルシアンが気軽に作れるように、費用が安くて簡単にできるものをと思って考えました
っていっても長芋があるわけではないので、お好み焼き風って言った方がいいかも
小麦粉と卵とタラの塩漬けを細かく裂いたもの、千切りキャベツにコンソメとローカル調味料で味をつけてフライパンで焼く
揚げ物が多いルシアの食事の中ではヘルシーだし、野菜も取れるしなかなかよいかなと思います
他の隊員はなかなか面白いものを作っていて、おまけにマグロとカツオをさばいてお刺身も
お昼からとてもリッチに過ごしました
次、いつ食べれるかわからないと思うと、ここのところの食欲不振もふっとびますね

んでもって、夜
台湾大使のご自宅に招待されました
私の家の30倍はあるであろう大きなおうち
プライベートプールがお庭にあってとても素敵なおうちでした
こちらはお肉がメインのとてつもなくゴージャス料理
とにかくおいしくて、お昼にお刺身をがっつきすぎたとちょっと後悔
デザートは「ロイヤルセントルシア」というとっても高級なホテルのケーキだったのですが
あまりにも苦しくて、泣く泣くあきらめました
それでも、台湾人のお友だちが今度、ショウロンポウを作ってくれるらしくウキウキ

それにしても食べ過ぎました
こういう結果を想定して、いくらでも食べられるワンピースを着ていったのですが
いまだに苦しいです・・・

2008-05-21

足跡を振り返ってみる

私は協力隊に参加する前、約2年間、児童養護施設で保育士をしていました
あまりにも毎日が忙しくて、いつも何かに追われるようにして過ごした2年だったので
実は2年間の記憶があまりありません
時間だけが早く過ぎ、その激流にただ流されていた2年だったような気がするのです

子どもたちにとってもあまりよい職員ではなかったと思います
今になって思えば、もっとたくさんしてあげられることがあったと思うし
あんなに叱らないでやさしく接してあげればよかったと思うこともあるし
楽しいこともたくさんあったし、貴重な時間を過ごしたけど
後悔していることもたくさんあるのです

私の担当していた子どもは
一番小さい子が2歳、一番大きい子が15歳でした
昨日、その15歳の子からメールが来ました
懐かしいでしょっていう文章に添付されていた写真はへたくそな絵の書いた旗でした

小さい子が多かったので、休日のお昼休みはお子様ランチをよく作っていました
食事は調理員さんが作ってくれたものを、それぞれに配膳するという形式だったので
盛り付けをちょっと変えてお子様ランチ風に
それぞれのごはんに名前と絵を描いた旗をたてて
そんなことをよくしていました
まぁ、ワンプレートにすると食器洗いが楽だからって言うのが本音だったりもしたのだけど
写真は同期のために作ったデザートだけど、イメージはこんな感じ

その子はその旗を今でも大切に持っていてくれました
そして、なんだかとってもうれしくて泣きそうになっちゃった
自分の足跡なんてないような気がしてたけど
どんなに小さなことでも、そこにいることに意味はあるんだなって思いました

最近、セントルシアに私がいる意味なんてないんじゃないかって思い始めていたんだけど
やっぱりここにいることにも、何か意味があるだろうし
自分の足跡を残せるように、毎日少しずつ前に進んでいこうって思いました
こうやって、また子どもから大切なことを教えてもらったなぁ
改めて思うけど、私にとってあの子たちは宝物です

今日はちょっといい話でした

2008-05-20

恋に落ちました


先月からスチールパンを始めました
続けられる自信もなかったのでブログには書かなかったんだけど
どうやら続きそうなので書いてみました

7月にパノラマというスチールパンの全国大会があります
今はそれに向けて練習中
といっても、ワタシは初心者だからパノラマに出れるかどうかはわからない
上手になったら出てもいいよって言われてます

週に2回、金曜と土曜の夜が練習日
たまに日曜日の昼間にも練習があります
パノラマが近くなると練習が毎日なるそうです

ずっとピアノを習っていたし音楽はすごく好きだけど
楽譜があるわけでもなく、正直とっても必死な感じです
でも、すごく楽しい
一人で黙々と練習しているときはもー!!!って感じだけど
みんなでたたいてるとすごい楽しくて、かなりはまっています
完全に恋に落ちました

2008-05-18

ルシアの高齢者施設から

土曜日、昨日ですが
協力隊員のイベントで、老人ホームで日本紹介をしてきました

高齢者施設といえば、私も3年半ほど勤めた懐かしい場所
ルシアでは介護が必要になっても、ほとんどの人が家で過ごします
一人暮らしでも、なんだかんだで近所の人が世話をしています
もちろん、至れり尽くせりなわけではなくて
死なない程度には身の回りのことをしてくれる程度です
でも、日本だったらそんな程度の親切も他人にはないですよね。。。

スフレにあるこの施設には50人くらいの人が生活しています
高齢者だけではなくて、障害のある若い人もいらっしゃいました
意思の疎通ができる方は少なかったように思います
建物はこじんまりしているけど、掃除もきちんとされていて
思ったよりもずっときれいだなという印象を受けました

個室はなく1階が男性の部屋、2階が女性の部屋
大部屋にベットがずらっと並んでいてカーテンなどの仕切りもありません
動き回ってしまう人は、腕をベッドに結び付けられていました
日本だったらまず考えられないことですね
ベッドに柵がないので転落し放題です

食事介助もお手伝いさせてもらったのですが
1つのボールにご飯もおかずもぜーんぶ一緒に入ってる・・・
餌みたいだなって思ったんだけど、よく考えたらこの国の食事はたいていがワンプレート
皿をボールにしただけだと思ったら違和感もなくなりました
それにしてもスタッフの人の食事介助は早いなぁと思っていたんだけど
配膳カートを見て愕然としました
食欲とか本人の希望じゃなくてスタッフの都合で食事はおしまい
ほとんどの人が半分も食べさせてもらえていませんでした
写真は食事のカート
残飯を猫が食べています

いろいろと思うことはあったのですが
それでも居住者の皆さんはとても元気で
一緒に写真たてを作ったり
日本のラジオ体操をしたり
とても楽しい時間をすごしました
写真はルシアのカントリーダンスです
いくつになってもダンスと音楽が大好きなルシアンです

なんだかひさしぶりに現場に出てみて
やらなければいけないことがまだまだこの国にはあるなぁと思いました
そして私にはオフィスにこもっている仕事よりは
こうやってひととかかわっていることのほうが向いてるなと思いました

2008-05-15

早起きは三文の得!!じゃなかったよ。。。

すでに知っている人も多いかとは思いますが
私は早起きが猛烈に苦手
ルシアでは仕事が9時からだし、うちからバスで5分もかからないので
たいてい8時過ぎまで寝ています

そんな私がなぜか今日は7時前に目覚めたのです
こりゃ早起きは三文の得かもしれないな
ムフフ、、なぁんて思っていたのですが
朝からオレンジジュースの入ったコップを倒して掃除
洋服にオレンジジュースがかかったため着替えその1
歯を磨いていたら歯磨き粉が洋服についたため着替えその2
ろくなことがありゃしない。。。

慣れないことはするものじゃないと、学びました

さてさて、ルシアは最近暑いです
天気がいいのはいいけれど、わがオフィスの私のいる部屋のエアコンは故障中
みんな他の部屋のパソコンを使って仕事(??)をしています
しかし、私だけはこのパソコンじゃなきゃだめなのです
だって、日本語対応の設定にしたのこのパソコンだけなんだもん・・・
なので、暑い中、汗をだらだらかいて、仕事のようなことをしています
こう暑いと食欲もなくなります
早起きしてしまったため、昨日の夜に用意しておいたお弁当を朝ごはんに食べてしまったこともあって
お昼ごはんはスーパーで買ったグレープフルーツ

暑くてばてばてのとき、グレープフルーツはいいですね
グレープフルーツってどうやっておいしいかどうか見分けるのだろうかと思って
調べてみたところ
丸くて、皮がぼこぼこしてなくて、ずっしり重たいのがいいそう
ちなみに私が買ったのは
洋ナシ形で、ところどころくぼみがあって、重さで値段が変わるので軽めのやつ
見分け方からすると完全にアウトだけど
おいしかったです
ちなみにグレープフルーツは西インド諸島の果物でバルバドス生まれだそうです
バルバドスはルシアから飛行機で1時間もかからないところ
親近感わくなぁ

というわけでした

2008-05-14

脱皮

ブログをちょっと変えてみました
いかがでしょうか??
ていうか、パソコン難しいわ・・・
かつ、私の使ってるブロガーは海外向けな要素が多いらしく
なにをするのにも英語のページがやたらと多い
ちゃんと調べてから作成するんだったよ。。。といまさら後悔

2週間、たっぷり休んで、リフレッシュしたけれど
なんとなく気が抜けてしまって
ボーっとしている時間が多いこの頃
だめですね。。。

現在、私は脱皮中
2週間の光合成により日焼けしてこんがりな私の皮膚は
ひどいことになっています・・・
私は、もともと肌が弱くて
日焼けすると皮がむける前に湿疹が出てしまうタイプでした
そんな私のお肌までもが、ルシア仕様になったようです
最近はあっという間に紫外線を吸収し
脱皮するようになりました
これって、多分、肌の再生能力が日本にいたときよりも強くなったってことなのかな
よくわかんないけど
とりあえずは、前向きに考えておきます
29年間の人生でこんなにも脱皮している自分の肌を見るのは初めて
いやぁ、気持ち悪いですね
湿疹が出て痒いのよりはずっとましだけど
そして、ついついめくってしまいたくなるのは
かさぶたをはがしてしまいたくなるのとおんなじだなぁと思いつつ
しみになったら嫌なので、グッとこらえています
って、こんなに日焼けしている時点でもう手遅れっぽいですけどね

2008-05-12

海がめの産卵

昨夜から海がめの産卵を見に行ってきました

お姉ちゃんが来てるときに、ツアーを申し込んでたんだけど
当日の朝に、人数が少ないのでキャンセルになってしまったんですよね

今回も、同じツアーを予約したのですが
ジャズフェスティバルだからやらないとのこと
観光業に力を入れているセントルシアよ、これでいいのか。。。
いろいろとどうに海がめを見に行く方法を考え
海がめの見れるビーチのコミュニティの人に連れて行ってもらいました

海がめの産卵シーズンは5月の上旬から中旬だそう
ほとんどの隊員が私たちの旅行中にツアーに参加していたので
今回はセントビンセントに一緒に旅行に行った同期3人で
20時から始まったツアーですが
21時頃と夜中の1時頃に2度、産卵を見ることができました

1度目はホークスビル、日本名はタイマイだそう
この亀は茂みの中で産卵をする種類で
海がめの産卵といえば砂浜!!と思っていた私はちょっとびっくり
砂浜を歩いていたら、彼らが新鮮な海がめの足跡を発見
「まだ、湿ってるからこの辺にいるに違いない!!」ってホントにいました
すごいですね
海がめはすごく繊細なので、産卵がはじまるまでしばらく隠れてまっていました

産卵が始まってからみんなで観察
なのですが、子どもがたくさんいたこともあってかなり騒々しい・・・
とはいえ、こんなときに本当にうるさかったり余計なことをしたりするのは
大人なことが多いのですが
ずいぶんとストレスフルな産卵になってしまって、かわいそうになってしまいました
そんな私も、うれしくてばしばし写真を撮っていたんだけど。。。

海がめってほんとに涙を流すんですね
この写真、涙が流れているの分かりますか?






卵を砂をかけて隠して
ストレスフルな産卵を終えて、彼女は再び海へと戻っていきました
海がめの産卵ってすごく神秘的なものだと思っていたけど
あまりにも騒々しくて、ちょっと悲しくなってしまいました

2度目は12時を過ぎた頃
砂浜にずっと立っていたので疲れてしまって
3人でテントで飲みながらうだうだとしていたのです
すると、ガイドが走ってきてすぐ近くに海がめがあがってきたからすぐにおいでとのこと
急いで支度をして、再び砂浜へ

彼女はレザーバック
日本名はオサガメだそう
彼女は、砂浜で産卵するタイプ
とにかく大きくて甲羅だけでも1メートル以上ありました



A4のコピー用紙よりも大きい後ろ足を器用に使って
卵を産み落とすための穴を掘る
50センチははるかに超える深い穴を掘って
少しずつ、少しずつ。。。
そこに産卵をしていました
時々息苦しそうにフゥフゥと言いながら
その後、後ろ足で砂をかけて卵を隠して

自分がそこで産卵したことを隠すために、前足で何度も何度も砂浜を平らにならして
もう大丈夫だよって言ってあげたいくらいに、何度も何度も
そして、海へ帰って行きました

母とは偉大だなぁって改めて思いました
そして、産卵を見るっていうツアーはどうなんだろうかとも思いました
今回、すばらしいものを見れたと思うけど
私はもう見に行かないと思います
あの卵が無事に小亀になって海に戻れるといいなぁ

海がめともうひとつ
昨夜はとっても天気がよくて星がすごくきれいでした
天の川をあんなにはっきりと見たのは初めて
流れ星もあちこちで流れて、6つ目までは数えてたけど
とにかくたくさんの流れ星
ステキな夜でした

なので今日はとっても眠いです

2008-05-11

母の日に

今日は母の日でした
ルシアでも日本と同じく、母の日をお祝いします

私には3人のママがいます
日本にいるお母さん
ルシアのホームステイ先のママ
そして、愛すきべき大家さん
去年の母の日は、まだ、家も決まってなくてあれよあれよと過ぎてしまったけど
今年はちゃんと感謝の気持ちを伝えなくては。。。

ルシアでも贈り物をしたりするみたいだけど
プレゼントしたいなと思えるものは見当たらず
即席でバスケットを作りました
この中にハンカチーフと手作りクッキーを入れて
2人ともとっても喜んでくれました


私はほんとに周りの人に恵まれているなぁって思います
だから、大切にしてもらっているのと同じくらい
私もみんなのことを大切にしていきたいなって
今日は思いました

ちなみに日本の母にはなにもしていません。。。
日本に帰ったら、ね。。

2008-05-10

ジャズフェスティバル

久しぶりのブログです
姉が日本に帰った次の日から、旅行に行っていました
いろいろととんでもなくすばらしい経験をたくさんしてきたので
写真とともに、近いうちにまとめて更新します

今日は午前中は旅のお土産、山のような洗濯物をして
明日の母の日のために、プレゼントを用意して
のんびりながらもばたばたでした

午後からはジャズフェスティバルに行ってきました
ルシアでは毎年、この時期にジャズフェスティバルがあります
去年はなんだか、日々の生活に追われてそれどころではなかったので行かなかったんですよね
会場はうちから歩いて30分くらいのところにあるピジョンアイランドという国立公園でした
いつものようにとぼとぼ歩いていたら、同じようにとぼとぼ歩いている人が
一人で行くのもつまらないので話しをしながら行きました
人と話していると30分なんてすぐですね
よくよく聞いたら、彼は、今日のジャズフェスティバルの警備の人
もうちょっとで裏口から一緒に入れそうだったんだけど
(ジャズフェスティバルのチケットは高いのです)
もうちょっとのところで止められてしまいました
やっぱりずるはだめですね。。。

このジャズフェスティバルなのですがなかなか大物が海外からやってきます
っていっても、そういったことに恐ろしくうとい私にはよく分からないんですが・・・
昨日の目玉はマイケルボルトンでした
今日はアニタベーカー
すごい迫力があって魅力的でした
ほかにもサックス奏者のNAJEEの演奏があったりして
このサックスはホントにすばらしかったです
なんというんでしょうか、ホントにすばらしかったのです

ジャズフェスティバルって地方の市民ホールとかで五木ひろしのコンサートやるようなもんかなって思ってたけど
いやぁ、すごかったですね
恐るべしセントルシアです

しかしながら14時からずっと炎天下の会場にいたため
最近、よりこんがりと焼けた私の肌はマックスに。。。
会場までの距離をお互いにとぼとぼと歩いていて仲良くなった人には
フィリピーナだと言われ
そろそろ国籍が分からなくなってきたエミでした