2008-05-12

海がめの産卵

昨夜から海がめの産卵を見に行ってきました

お姉ちゃんが来てるときに、ツアーを申し込んでたんだけど
当日の朝に、人数が少ないのでキャンセルになってしまったんですよね

今回も、同じツアーを予約したのですが
ジャズフェスティバルだからやらないとのこと
観光業に力を入れているセントルシアよ、これでいいのか。。。
いろいろとどうに海がめを見に行く方法を考え
海がめの見れるビーチのコミュニティの人に連れて行ってもらいました

海がめの産卵シーズンは5月の上旬から中旬だそう
ほとんどの隊員が私たちの旅行中にツアーに参加していたので
今回はセントビンセントに一緒に旅行に行った同期3人で
20時から始まったツアーですが
21時頃と夜中の1時頃に2度、産卵を見ることができました

1度目はホークスビル、日本名はタイマイだそう
この亀は茂みの中で産卵をする種類で
海がめの産卵といえば砂浜!!と思っていた私はちょっとびっくり
砂浜を歩いていたら、彼らが新鮮な海がめの足跡を発見
「まだ、湿ってるからこの辺にいるに違いない!!」ってホントにいました
すごいですね
海がめはすごく繊細なので、産卵がはじまるまでしばらく隠れてまっていました

産卵が始まってからみんなで観察
なのですが、子どもがたくさんいたこともあってかなり騒々しい・・・
とはいえ、こんなときに本当にうるさかったり余計なことをしたりするのは
大人なことが多いのですが
ずいぶんとストレスフルな産卵になってしまって、かわいそうになってしまいました
そんな私も、うれしくてばしばし写真を撮っていたんだけど。。。

海がめってほんとに涙を流すんですね
この写真、涙が流れているの分かりますか?






卵を砂をかけて隠して
ストレスフルな産卵を終えて、彼女は再び海へと戻っていきました
海がめの産卵ってすごく神秘的なものだと思っていたけど
あまりにも騒々しくて、ちょっと悲しくなってしまいました

2度目は12時を過ぎた頃
砂浜にずっと立っていたので疲れてしまって
3人でテントで飲みながらうだうだとしていたのです
すると、ガイドが走ってきてすぐ近くに海がめがあがってきたからすぐにおいでとのこと
急いで支度をして、再び砂浜へ

彼女はレザーバック
日本名はオサガメだそう
彼女は、砂浜で産卵するタイプ
とにかく大きくて甲羅だけでも1メートル以上ありました



A4のコピー用紙よりも大きい後ろ足を器用に使って
卵を産み落とすための穴を掘る
50センチははるかに超える深い穴を掘って
少しずつ、少しずつ。。。
そこに産卵をしていました
時々息苦しそうにフゥフゥと言いながら
その後、後ろ足で砂をかけて卵を隠して

自分がそこで産卵したことを隠すために、前足で何度も何度も砂浜を平らにならして
もう大丈夫だよって言ってあげたいくらいに、何度も何度も
そして、海へ帰って行きました

母とは偉大だなぁって改めて思いました
そして、産卵を見るっていうツアーはどうなんだろうかとも思いました
今回、すばらしいものを見れたと思うけど
私はもう見に行かないと思います
あの卵が無事に小亀になって海に戻れるといいなぁ

海がめともうひとつ
昨夜はとっても天気がよくて星がすごくきれいでした
天の川をあんなにはっきりと見たのは初めて
流れ星もあちこちで流れて、6つ目までは数えてたけど
とにかくたくさんの流れ星
ステキな夜でした

なので今日はとっても眠いです

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ルシアってウミガメ産卵ツアーなんてのもあるんですね!

生まれて初めてウミガメの涙流してる写真見ました・・。
すごい感動!!
何か偉大ですね~。


そーいえば昨日絵美子さんにメール送りました!みてみてください♪

ルシコ さんのコメント...

れみちゃん

偉大だよ。。。
ホントに

海がめは4月末から5月中旬くらいにかけて産卵しにあがってくるらしいのよね
なのでそのシーズンだけツアーがあるんだよ

メール見たよ
10月、お待ちしております