2007-11-02

ルシアの汚点


セントルシア
それは、本当にきれいな国です
青い海、青い空

でもね、この国にやってきた文明は便利さとともに環境破壊という問題も運んできました
実は、きれいに見えるこの国でごみの問題は大変なことなのです



もちろん、分別収集なんてしていません
当然、リサイクルも推奨されていないので、ペットボトルも空き瓶もすべてゴミです
洗剤等の詰め替えパックなんてありません
すべてのゴミは回収されて埋め立てられています
だけど、ゴミとして回収されているだけいいのかもしれない
この国では誰でもが当たり前のようにゴミをそこいらにポイポイ捨てます

一説にはこの国の人たちにとってゴミをそこいらに捨てるのは日常的なこと
歩きながら果物を食べ、種や皮をぽいっとするのと変わらない
果物は土にかえるからね
でも、そこに文明とともにプラスチックやアルミが入ってきてしまい
しかし、ルシアンの根本的な感覚は変わらず、この現実があるともいいます
この濁った川の端に、色がついているところ、すべてゴミです


今週末3日間はナショナルクリーンアップデー
みんなでお掃除しようよという企画
私も他の協力隊員とイベントに参加してきました
一見、きれいそうな農道でしょ
しかしながら・・・

集合時間は8時半
しかし
開始10時半
これはいつものことです


いやぁひどかったです
ここ連日の雨でぬかるんでいたこともありひどいひどい
バナナ畑の側道を掃除したんだけど
いたるところにお菓子の袋や、ペットボトルが・・・
これでもかというくらいありました
その上、バナナにかぶせているビニール袋も飛ばされたらそのままみたいでひどいです
泥の山を少し崩してみると中はすべてゴミだったり
この車の荷台に乗ってる黒い山が今日の収穫です


最後にこれは廃タイヤで作ったブランコ
とっても可愛かったから写真にとって見ました
ちなみに私が乗っても大丈夫でした
こういう小さいリサイクルから少しずつはじめていけたらいいなって思います

0 件のコメント: