2008-02-01

トリニダ紀行 1

今日から、1年ぶりの海外旅行
協力隊員は2年間の活動期間の中で20日間、任国外に旅行にいくことができるのです
とはいっても、パスポートがオフィシャルなのでいける国が制限されていて
セントルシアから行けるのはルシアの回りの小さな島たちと大陸はアメリカとメキシコくらい

第1回目は、トリニダード・ドバコ
できるだけたくさん遊びたいから、早朝、6時45分発の飛行機で出発
国際線、2時間前にチェックインが常識ですけど、あまりに小さい空港なので1時間前でも大丈夫
いざ、プロペラ機で、ルシアのよりも少し南にあるバルバドスへ
空港がとてもきれいで驚く(写真はバルバドスの空港)
バルバドスはリゾートアイランドなんだそうです
そこで、乗り換え
搭乗ゲートの場所が途中で変わったらしいんだけど、それをゲートの人が把握していなくてたらいまわしになってしまう
やっぱり、リゾートアイランドっていったって、カリブの島は同じなのねと思ったり
その後、小さなトラブルはちょこちょこあったりしたけど、無事にトリニダードドバコへ

トリニダに行くのは2回目
1年前、ルシアに来るときに大使館に表敬訪問に行かなければならず
ルシアには大使館がないので統括大使館であるトリニダに、大使に挨拶をするためだけにいきました
1年ぶりのポートオブスペイン
去年、成田から来たときは、空港も小さいし、街もぱっとしないなって思ってたんだけど
あらあら、これはまぁ、ずいぶんと文明の国を感じました
っていうか、1年間のルシアでの生活で、私の中の感覚が変わったんでしょうね
ただ、不思議と、先進的なものにまったく魅力を感じない私
多分、ルシアが好きだし、私にはあっているんだと思う

あらかじめ、頼んでおいたタクシーでまずは腹ごしらえ
トリニダのファーストフード?ダブルズを食べました
ナンをもっと小さくしたような2枚のパン?みたいなのの上に
シーズニングで味付けしたお豆
ピリッと辛くておいしかったです


おなかを満たし、ピッチ湖へ
天然アスファルトのわく湖
アスファルトの湖の上を歩くとことができるすごい場所
世界のアスファルトはここから旅立っていくのだそうです
歩いているとやわらかくて、しばらく立ち止まると、足の跡がくっきり残ります
ところどころ、リキッド上になっているところもあって
それを触るととれないみたい
世界でここだけという言葉にむちゃくちゃ弱い私は、もう、大興奮
アスファルトの底からガスが吹き出ていて、ポコッとアスファルトが持ち上がっているところを踏むと
シュポーってガスと水が出てきます
そのガスには鉄分や硫黄、ミネラルなどなどが詰まっていて
そのガスが雨水に溶け込み、美肌効果のある水を作り出すのだそう
それを、ここでは温泉と呼ぶようでした
ピッチ湖のある町では、ピッチ湖といわれている場所じゃなくてもアスファルトが自然に湧き出し
舗装された道路も自然にぼこぼこになってしまうのだそう
自然の驚異です

インド系が多いトリニダではピンドゥー教の寺院が多くあるそう
ルシアはアフリカ系が多いので教会が多いのかな
海の上に浮かぶ寺院、大きなサルのいる寺院
そんな中、火葬場がありました
ヒンドゥー教では遺体は火葬し、海に流すのだそう
木で組んだ四角いやぐらの中に遺体を置き、4時間くらい火葬するのだそうです
部屋になっているわけでもなく、屋外の大きな台座の上で火葬されるのは
日本の火葬場しか知らない私にはちょっと衝撃でした

その後、バードサンクチュアリへ
レッドアイビスという赤い鳥が日中はベネズエラに行き、夜はマングローブの森に帰ってくるのだそう
日暮れ時に赤い鳥が帰ってくるのは空が真っ赤になって美しいのだと
何かのガイドブックに書いてあったけど
時間の関係で今回はツアーには参加できず
マングローブの森沿いに車を走らせ、
ツアーボートに乗っている大量の観光客を眺めてきました
赤い鳥も魅力だけど赤い鳥を眺める今にも沈みそうなボートの観光客もなかなか興味深いです


車窓から
同じカリブ海とは思えない色
砂を巻き上げているからにごっているのだそうだけど
多分、あんまりきれいじゃないんだ思い、悲しかった
堤防になっているんだけど、まったく意味をなさず
まるで洗車機の中にいるかのように海水が降りかかる恐ろしい道路でした

サトウキビ畑
今は産業にならないので、ただの荒地だそうです
政府が儲からないので、撤退を決めたのだそう
おかげで8000人が失業したとか
いろんな問題がありますね
写真はうまくとれませんでした
ポートオブスペインに戻ってきて街を散策
トリニダの子どもはあんまりすれてる感じがしない
ルシアの子どもとはちょっと違う印象を受けました
それから、図書館や裁判所なんかの公的機関のビルがすごい
立派な建物で驚きました


今回の旅行でお世話になるMさんと合流し、車でおうちへ
すごく素敵なおうちで、サンセットがほんとにきれいなところでした
手作りの日本料理を食べ、しばし仮眠
23時起床



SOCAモナークへ
SOCAはアフリカのリズムとか踊りを基にしたカリブ海の音楽
今年のNO1を決めるイベント
今年はセントルシアのSOCAも残っていて
ルシアの国旗をもっていきました
ルシアの国旗を振り回し、大騒ぎするアジア人は、周りの人から見ると非常に奇妙だったようで、かなりの注目を集めました
パフォーマンスが終わって、私は疲れて、へなへなといすに座ったら
後ろに座っていたおじちゃんが、なぜか拍手をしてくれました
ちょっと馬鹿にされてる?!
そんな楽しい時間が終わったのは明け方の4時

その足で、明け方のナイトクラブへ
ラムを飲みながらまた踊る
でも、私は、若干の人見知りと疲れのためあまりなじめず
一瞬、トイレにこもったりする

ようやく5時に帰宅。
クラブを出るとき、もっていたビンビールの中身はコップに空けるように言われる
犯罪が多いトリニダならではなかのかもしれませんね
少なくてもルシアではそんなことはしでいません

初日からかなり満喫
でも、この調子で遊んでたら体力は持つのだろうか。。。
でも、楽しすぎてあまり眠くもならない私でした

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