2007-12-03

今日こそはワールドエイズデーの話を

きのうは、AIDSのこと書こうと思って、結局、食べ過ぎ反省会をしてしまった

なので今日はワールドエイズデーのことを書こうと思います
12月1日はワールドエイズデー
AIDSへの理解を深め、予防をしようという日です
だから、少しHIV/AIDSのことを書きます

現在、世界では3320万人の人がHIVに感染して生活しています
そのうちの250万人はなんと、子どもです
一番感染率が高いのがサハラ砂漠以南のアフリカ
国によっては感染率が42パーセントという国も
つまり10人のうち4人以上がHIV陽性者なのです
平均寿命はすでに40歳を下回り、つまり人口統計が狂い始めているんです
そのくらい、HIVは拡大しています

そしてそのアフリカに次いで感染者が多いのが、ここカリブ地域です
現在セントルシアは、人口が約16万人に対し609人がHIVに感染しています
感染率は0.6%
ちなみに日本は感染者が約12000人、人口比でいうと0.1パーセント
0.6とか0.1とかって、自分には関係ないなぁって思う数字かもしれません
だけど、実際にはセントルシアでは2500人、日本では40000人が感染していると推測されています
感染していることを知らずに過ごしている人がたくさんいるのです
自分が感染しているかどうかは検査を受けなければ分からないのです
つまり、自分の家族が、恋人が、自分自身がHIVに感染しているかもしれない
それくらい、HIVの問題は身近な問題なのです

そして、自分にとってHIVが身近な問題であると同時に、HIVとともに生きる人も、身近にいるのです
HIVは決して特別なことではなく自分や自分の身の回りにあること
今は良い薬も開発され、HIV=死ではありません
だから、HIVについてもっと知ってください、HIVとともに生きる人のことをもっと知ってください

私は今、セントルシアでHIV/AIDSについての知識の普及活動をしています
このワールドエイズデーの日、悲しいことに私には仕事がありませんでした
もちろん、仕事とは関係なくキャンペーンには参加しましたけど
せっかくのいい機会だから日記に書いてみました

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